2012年4月22日日曜日

長いうつ病停滞期が終わった - Random Work To


長いうつ病停滞期が終わった

心身共にバテバテできつかった時期が過ぎた。およそ2ヶ月ぶりの復活である。病院にいく以外完全に引きこもっていた。カーテンも開けない、風呂にもめったに入らない生活をしていた。しかし暖かくなって程よく活気が出てきた。ここではりきりすぎるとよくないのでほどほどでいくけど。

きつい時期になんとなくやっていたこと

アニメとネトゲである。ネトゲは何も考えなくて良いし、基本無料だから、だらだらやることができる。とはいっても惰性でやっているだけだったし、あまり楽しいとも感じていなかった。

また、アニメは最近の萌えアニメは見る気にならず、かといってあまり熱血展開の少年アニメも疲れるので避けていた。しかし、そこで何も考えず力まず見れるアニメを見つけた。『銀魂』である。別にステマではない。

なんていうか基本的に単純なストーリーだし、主人公は死んだ魚の目をしているし、まるでダメなおっさん(マダオ)も出てくるし、うつ病ニートにはちょうど良い。たまになんか良い感じのことも言うし。

あとはホントに何もやってない。とにかく何も考えないように生きていた。半分死んでたけど。

回復のきっかけ

回復は最近暖かくなったからだ。それに伴い、なぜかコンタクトをしてみるようになった。引き出しの中に1ヶ月ぶん余ってたのだ。試しにつけてみたらこれが意外と気分を晴れさせることになった。

そして近所の山道を散歩していたのだが、山道を散歩するってなんか気持ちいい。山道を散歩する人なんてめったにいないし、日差しも風も心地良い。すっかり気分が良くなった俺は山菜取りなんかしてしまった。これもやってみるとなかなか楽しい。しゃがんで土の香りを嗅ぐっていうのがなんとも久しぶりで、たぶん小学校以来じゃないだろうか、懐かしいし、癒されるしで、いいことづくめだった。田舎に実家があってよかったとつくづく思った。


昏睡患者のためのリハビリ施設

ただ、注意して欲しいのは、これを読んで「よしうつ病を軽快させるためにコンタクトして山道いこう」と考えることである。たぶん俺が軽快したのは、もともと回復しかけていたからであると思う。コンタクトやら山道やらは単なるきっかけに過ぎない。きっかけは人それぞれだし、自分の身近なところから見つけて欲しい。また、充分回復してないのに焦ってきっかけを与えても、たぶんそれは無意味に終わる。下手したら無理をした反動で却って悪くなるかもしれない。慎重にいって欲しい、というか暖かくなってきたから動いてもいいかなーって人だけでいい。まだ外は怖い布団やコタツの中のほうがいい、って人はおとなしく家でごろごろしているほうが良い。もし良かったら『銀魂』を見て欲しい。

あー、でも窓くらいは開けたほうがいいかも。春の風が気持ち良いかもしれないから。これも無理にとは言わないが。


これからも当分は無理をしない

せっかく回復しかけているのだ。ここで無理をしてまた悪くなったらたまったもんじゃない。アニメみてゲームして漫画やラノベ読んで過ごそう。体動かすのは2日に1回。

2chはちょっとずつ敬遠しよう。振り返ってみてやっぱり2chはあまり有益ではなかったような気がする。気が付くの遅すぎか。

あと、俺みたいな大学時代まではそこそこ優秀だったけど、卒業してからは社会のクズにしかなっていない(真面目系クズ)ような人間はFacebook は覗いてはいけない。周りがキラキラしすぎていて病気とは違う意味で鬱になる。見なきゃよかった……。みんな旅行とかの写真うpして何が楽しいんだろう……。もう俺自虐ネタ書けないじゃん。ネットのアホなネタをリンクしていた頃が懐かしい。Facebookが映画化されて(見てない)メディアで取り上げられるようになって爆発的に人口増えて息苦しくなった。もう連絡取り合ってないのに友達申請してこないでください……。

余談

「真面目系クズ」について言及したので、ちょっと書きたい。詳しい定義を知りたい人は各自調べてもらうことにして、一言でいうと、真面目で成績はいいが特出しているほどではなく、しゃべりやおべっかが苦手なために社会に出るとまったく評価されなくなるタイプのことである。これは俺が勝手に定義した部分もあるので、少々ずれているが、まだはっきりと定義が決まったネットスラングではないのでこれで良しとしてください。

ちょっと前にそれについて分析しているエントリを見つけた。

「真面目系クズ」と依存性 - シロクマの屑籠


背中の痛みソリューションmcalister

この分析は興味深いが、頭の良い人の言いたいことはいまいちわからない。そもそもソース2ch で分析するなと何度言われれば(ry

それはいいとして、この分析では「真面目系クズ」は依存度が高いとある。自称真面目系クズの立場から言わせてもらうと、学生時代までは当たっている。恐ろしいことだが、俺は教師や親の言うことを疑わずに信じていた。「将来のために真面目に勉強して良い大学にいって良い企業に入れば、人生安泰だ」みたいなことをたいていの教師も親も言ってくるだろうが、俺はそれを信じきっていた。おそらくこの辺が依存性が高いところだろう。でも社会に出て、というか病気で出られず、盛大にずっこけてからはその考えもなくなっていった。

卒業後何の問題もなく優良企業に就職した人は死ぬまで信じていそうだが。それはそれで幸せなことだからこちらが口出しすることではないけど、新たな不幸の芽があると思うと複雑な気分ではある。

たいていの真面目系クズは社会に出て気が付くんじゃないのだろうか。「あれ?俺(私)の評価低くない?」と。社会では自己評価は常に高くないといけないし、消極的に評価してもボーナスが下がって、自分の働きなんてろくに見ていない部長クラスの人からお叱りを受ける。真面目系クズは努力さえすれば会社は見てくれる、と思っている。これは全くの間違いである。努力は自分からアピールしないと会社は評価しないし、全くなかったことにすらなる。みんな忙しくて他人の仕事ぶりなど見ている余裕はないのだ。他人より頭二つくらい抜きん出た能力のある人は

別だが。そういう人はクズとは言われないし、たぶんアピールもする。

大学卒業以降はずっこけたおかげもあって、教師や親の言うことを真に受けなくなった。そもそも言われることがなくなった。気が付いたときには後の祭りだったのだが。それにしても周りの大人の言うことを信じると、多くは失敗し、さらにクズ呼ばわりされるとはなんとも悲しい時代である。さて俺は結局今は依存性がなくなって「真面目系クズ」からは外れているのかもしれない。引用元の考察が正しかった場合。だがそうしたら己は何者かと考えたら、真面目じゃないクズ、つまりただのクズであることがわかった。すなわち、

学生時代「真面目」→社会人時代「真面目系クズ」→ニート時代「クズ」

という黄金の流れが成り立つわけである。

なんかどうでもいい考察をしているような気がするのでこの辺で終わりにする。

あとは引用元にちょっと物申してから寝る。

大人に言われたことにはおとなしく従うのが彼らの処世術なのだから


減量の歩行計画

真面目系クズは処世術なんて高等技術を持ち合わせていません。ただ何も考えずに従っているだけです。

社交スキルや遊びのスキルといった社会経験が乏しいため、それが地味に響きはじめる

それはスキルでも社会経験でもなく周囲の人間に楽しんでいると見せかける技術です。皆上司に合わせているのです。楽しいと思っている人はいません。自分自身すら騙して、社交を楽しんでいる器用な人もいますが。あと、そのような社会経験()が響くような会社こそクズではないでしょうか。あなたの会社です。失礼、言い過ぎました。


さりとて、真面目系クズの人がそういった遅れを取り戻そうと努力を始めることは少ない。もともと消極的なことに加え、(特にプライドが高い場合は)周回遅れを取り戻そうにも「初心者の自分」に直面するのが恥ずかしくてトライアルに着手できない。

それは「遅れ」なのでしょうか?たとえそれが「遅れ」だったとしても真面目系クズは努力が大好きです。努力で何でも乗り越えてきたのですから。一からの努力だって可能性があればすると思います。ただ、これは自分だけかもしれませんが、意味のない努力は極端に嫌います。上司にウケるための芸やらカラオケの曲を覚えるとか、そんなやつです。ただ、それすらビジネスと思わせれば彼らはきっと努力しますよ。そんなふうに思わせることができるのは一部の人であって、あなたには無理でしょうが。また、消極的とありましたが、それは完全な偏見です。目立ちたがりではないだけです。それを消極的というのならそうなのでしょうけど。

また、社会人ぐらいの年齢になると、真面目系クズの処世術や性格はたちどころに察知されるようになるので、「こいつはNOとは言えない人間だ」という認識のもと、面倒な仕事を押し付けられる可能性が増えるかもしれない。

これだけ読んだらどちらがクズかわかりませんね。それに上司からの仕事は断らないのが正しい処世術なのでは?その辺はIT業界しか知らないが、全員の能力を考慮した上で限界いっぱいいっぱいの仕事をガントチャートで管理するので、断るとか選択肢にないような気がするのですが。ガントチャートの管理は古いような気もしますけど、自分の職場はそれで管理してました。それでも真面目系クズの人がハズレの仕事(なぜか仕様書が真っ白等)を引き受けてしまう確率が高いのは否定しません。


もしかしてあなたの会社は管理表すらなくて仕事内容にサインもせずテキトーに仕事をしているのですか?もちろん記録に表れない雑務もありますが、そんなの数分でしょう。真面目系クズの敵ではありません。


あるいは重要な仕事をしても、「これは俺の功績だ」と適切に自己主張することができず、トンビに油揚げをさらわれるリスクもあるかもしれない。さりとて真面目系クズな人は面と向かってNOとは言えないので、心の中では恨みとストレスを募らせながらも、結局はどうすることも出来なかったりする。出世の面でもメンタルヘルスの面でも、これは大きなペナルティである。

まずトンビをどうにかしろよ。トンビこそクズだろう。

これについては余談の余談を。

わかりやすいトンビならまだいい。問題は無意識のトンビだ。出来ない社員が同僚に散々手伝わせてもらって、それを全部自分の実力だと勘違いをする。そして喜々として上に報告。悪気は全くない。もちろん手伝った同僚は自分の仕事がそのぶん遅れ評価が下がる。しかし同僚が助け合うのは一般常識だ(たぶん)。断ることは許されない。ああ、これが「真面目系クズ」なのかな。しかし、たとえ相手が無意識のトンビだろうと、同僚が困っているときに手を差し出さない社員にはなりたくない。まあ、結局俺は辞めたけどね。

ただ、ブコメにもあるように、このような人たちをクズと呼んでしまう日本はちょっと何かがおかしいし、好きにはなれない。引用元のエントリでもクズを改善する方法を勧めていたが、クズがクズのままで生きられる社会にする考えはないのだろうか。一生懸命に生きていてもクズ呼ばわりされるいまの社会が息苦しくて仕方ない。

久々のエントリで、元気になってきたので勢いで書いたが余談のところは完全にけんか腰になってしまった。夜にこんなエントリ書くもんじゃないな。でもホントにあのエントリにはモヤモヤしていたので書き上げてしまった。ああ、これは反論くらってまた鬱ぶりかえすパターンだな。何やってんだ俺。せっかく元気になってきたのに。でも一度書いた記事はよほどのことがない限り消したくないので一応載せておく。あまりにコメント欄が荒れたら削除も考えている。古いエントリへのトラバだから大丈夫だと思うけど……。ホントは元気になった報告だけ書こうと思ってたのに。無名だからそんな意味のないエントリを2回連続で書くのはダメだよなと思ったのが間違いだったかもしれない。



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